ウインタースポーツの代名詞というとスキーであったのは一昔前までのことであり、現在ではスノボがそれ以上の人気を集める勢いを見せてきています。雪に覆われた斜面を滑走するという意味では両者は同じ性質をもったスポーツではあるものの、可能な動きも必要な技術もまるで異なることから、スキーを好む人もいればスノボを好む人もいるというように嗜好によって楽しめるウインタースポーツの選択肢が増えたということができるでしょう。そういった事情もあってスキー場を利用したいと考える人が多くなってきているのが現状であり、それを助けるようにしてバスツアーが催行されるようになってきました。スキーもスノボも同じスキー場でできることからバスツアーを催行して採算がとれるようにするための人数を確保することが企画会社としても容易であり、毎週末になると幾つものバスツアーが催行されるようになっています。
そのサービス内容も多様化していますが、最も利用者が多いのが格安のバスツアーです。スキー場を利用するにはリフト券代などの大きな費用がかかってしまうことから、毎週のように通うには少しでもコスト削減が必要になります。その白羽の矢を立てられるのが交通費であり、格安のバスツアーを利用することによって少しでも交通費を削減して一回でも多くスキー場に滑りに行くことができるようにと考える人が多くなっています。利用者が多くなることによって価格の低下も生じていることからさらに利用しやすくなってきています。